『コロナの影響であんまり出歩けないけれど、そうは言っても家にいるばかりじゃ息が詰まる』『緊急事態宣言も解けたことだし、ちょっとそこまで出るくらいなら大丈夫かも?』『コロナが心配で近くの公園をめぐったり散歩ばかりしているけれどそろそろ飽きてきた』と、こんな風に悩んだり迷ったりしているあなたにぴったりの提案をしていきます。


CDプレイヤーにCDを1枚だけ入れてちょっと近所をあるいてみませんか?


このコラムは「○○を入れて持ち運ぶのにジャストサイズの鞄」を紹介する連載企画です。選択肢が多い今の時代に、あえて選択肢を絞ることで、迷わずに豊かな時間を過ごす提案をしていきます。

ポータブルCDプレーヤーを持っていく

ポータブルCDプレーヤー

ポータブルCDプレイヤー。みなさんは使ったことありますか。10代の人たちはもしかしたら一度も触れたことがないかもしれません。もしこれを読んでいるあなたが若い世代で、なおかつCDプレイヤーを使ったことがないのなら、だったらなおさらこの記事で紹介する過ごし方を試してみてください。

そうでなくともiPodやwalkman全盛の時代を終え、いまやサブスク全盛期。CDプレイヤーなんて埃の被った古臭いアイテムです。

でも、だからこそ今の時代では得難い豊かさがあるかもしれません。CDをCDプレイヤーで聴く。それだけでいつもと違う体験になります。

今日はそんな素朴な楽しさを紹介させてください。


サコッシュとCDプレーヤー
CIE メッシュ サコッシュ(ネイビー)

小さな鞄にCDプレイヤーと、その中にお気に入りのCDを1枚。あとはマスクと貴重品。これだけを持って出かけてみましょう。小さめのショルダーバッグや、コンパクトなトートバッグにさらっと投げ込んで外に出てみましょう。

もしCDが無ければ近所の本屋さんやレコードショップで気になる1枚を探してみてください。なんならどこの誰のどんな音楽かも分からないけれど、なんとなくジャケット写真が気になった1枚を衝動的に買ってみるのも良いでしょう。

昔はみんなよくやっていました。「ジャケ買い」です。思わぬ出会いがきっとあります。

CDプレイヤーから音楽を流して散歩してみる。公園の藤棚で涼みながら音楽に耳を傾ける。遠くで遊ぶ子どもを見守りながら片耳だけイヤホンを付けておいたり。

選ぶのに疲れない!お気に入りを隅から隅まで!

CDプレイヤーの難点は、持ち運べる曲数が少ないこと。一度に聴けるのはCD1枚分だけです。アルバムなら10曲から20曲、多くてもせいぜい30曲程度。シングル盤ならA面とB面の2曲しかない。それぞれのインスト(カラオケバージョン)を含めても4曲程度です。だからこそ何百曲もの音楽がポケットの中に収まるiPodなんかが爆発的な人気を博したわけですよね。

でも、だからこそいいんです。

どの曲を聴こうか選ぶのに疲れないし、そのCDに収録されている曲を隅から隅まで聴くことに集中できます。いやいやスマホでもできる、と思いますよね。

でも違います、全然違います。「やろうと思えば」ではなく「せざるを得ない」という状況まで自分を追い込むことが大切なのです。


ショルダーバッグを斜め掛けしたモデルの後ろ姿
【アッソブ コーデュラドビー305D(ブラック)】

なんなら歌詞カードも読んでみる

じっくり徹底的に聴く。そういう意味では歌詞カードに手を伸ばしてみるのも面白いです。昔はみんな一生懸命読んでましたよね。たまに字が小さすぎるアルバムがあって、背中を丸めて目を凝らしたり。若い世代にとっては古の文化のように思われるかもしれませんが……。

でも、歌詞カードって実はすごく良い読み物なんです。歌詞カードのためだけに撮影された写真が載っていたり、輸入盤の洋楽CDなら歌詞の和訳や、解説が書かれていることもあります。特に洋楽はライナーノーツやインタビューがあることも。



ツイッターやインスタを流し見しながらではなくて、真正面から音楽と向き合う良いきっかけになるでしょう。なんなら、近所の散歩程度ならスマホは家に置いていく!くらいの心意気が丁度よいかもしれません。

コンビニやカフェで飲み物をテイクアウトして、公園のベンチへ。片手にはコーヒー、もう片方の手には歌詞カード、なんてなんだか素敵ではありませんか。

涼しい季節はいつまで待ってくれる?!

これから季節は梅雨になります。それが過ぎたら今度は夏。きっと今年も厳しい暑さがやってくるでしょう。そうなれば今みたいに気軽に散歩したり、ふらっと近所の公園まで足を運ぶ機会は減ってしまうかも。

外の空気を吸ってぼんやり時間を過ごすのは、今の時期ならではの楽しみです。どうか暑くなる前に「CDプレイヤーだけ持って出歩く」を試してみてください。

ポップス、ロック、ヒップホップ、洋楽、邦楽、なんでもOK。素敵な時間をお気に入りのCDで彩ってみてください。もちろん、お気に入りのバッグと一緒に。


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